'79 VESPA P200Eアーカイブ

16sep2011

今朝、植物たちに水やりしようと思ったら 蟷螂が飛蝗を捕食してた。 食べ方えぐいのなぁ~飛蝗は足バタバタ触覚バタバタさせながら お腹に穴開けられ羽一枚一枚もがれて食べられて。 ずっと見ていたらベジタリアンの気持ちがちょっとわかったような気も …したけどいま月見バーガー食べているわけで。 明日、僕の空色のP200が引き取られます。 息じゃないですよ車体。 譲渡書類捜していたらパリのバイク屋でもらってきた ツッカーノのカタログ見つけたんだけど、 あのメーカー、コタツカバー以外に色々作っているのね。 例えばネックウォーマー。 モデルさんなんで裸ぽいの冷や汗 二輪ってけっこう口まわりが渇くんだけど、 乾いたヨーロッパならなおさら。 だからマスクもあるのね。 アニマルコスプレかよ冷や汗 メットに耳シリーズ充実しすぎだよ冷や汗 ちなみにフランスでツッカーノ商品はイタリア価格の倍します。 やっぱり本場がお得ですね。 本場といえば、よく、外国の料理を現地でたべて 「やっぱり本場の○○は旨いなぁ」 とか言っちゃったりするんだけど、あれ、 味は、日本で食べたほうが美味しい と思うのよね。 わざわざ時間と距離をかけて食べるもんだから ついつい美味しいと思うけど、たいがいのものは 日本で日本人向けに工夫された料理の方が美味しいと思うんだよねぇ。 だからといってヴェトナムアリスは高すぎるでしょ、あんな物価の安いとこの料理なのに。 暑いなぁ猫

やっぱり直らない。

Sさんのご好意で譲っていただいたレギュレータ&ステータープレートを試しました。 結果はNGでした。 ステータープレートは元々あったものよりキレイ。 配線はさすがにボロボロで、これは半田し直し。 レギュレータを装着してエンジン掛けると、いきなり高回転。 「なんだぁ?」と思ってアクセルを回すと、戻らない。 キャブレターを開けてみたら、スロットルが戻ってないじゃないですか。 とりあえずキャブレターは後回しにして、ラリィのキャブレターに交換する。 落ち着いたところで再度エンジンをかけて電圧計ると・・・Oボルト。 パンクしたのかぁ?   なんなんだろう。 もう何回もコレに関してグルグル考えている気がする・・・。 「レギュレータを装着する際は新品バッテリーを使うこと」 と宇賀神さんのサイトにはあります。 空のバッテリー、もしくはバッテリー未接続だとパンクしやすいって事だろうか。 Sさんの話では、「バッテリー無しで通常走行できた」ということ。 宇賀神さんとのメールでは、レギュレータは不良品の多かったそうで、そのためにバッテリーに関する記載があるのだと思う。 もともとバッテリーは灯火類の安定とパーキング時の点灯が出来るように積まれたはず。 バッテリーが死なれたくらいで電装がダメになる設計なんていくらイタリア人でも考えられないような気がする。 リンクしてある<a href="http://blogs.yahoo.co.jp/vespa_rally1972" target="new">ラリィオーナーさん</a>は COSAのフライ&toshiさんのステーターでイケたということ。 症状はほぼ同じだ。 ルノーのバッテリーを繋ぐと、ウィンカーその他はOK。 コイルからは1本だけAC線が出てくるので レギュレータで半波整流して灯火を賄えるようなので、確かにPXより新しい電装は発電量がアップしていると思えます。 ただ、電装を交換する前の症状で気になる一文が。 「ヘッドライトを付けると電圧が急降下する。」ということ。 このタイプのPは、ACとDCが干渉しないように思っていたので不思議でしょうがない。 この現象が僕のにもあるか後日試してみよう。 電気はレギュレータに来ている。 そこから先に電気が流れないのであればレギュレータを交換すれば済むのだろうけど パンクするかわからない状態で新品レギュレータを次々用意するほど裕福じゃないし。 なんだか前に進まないナァ。

P200分解・・・。

夏ツーの時にご一緒した、PX200FL2のSさんから、「自宅にあるP200を活用しませんか?」というありがたいお話をいただきました。 この猛暑を避けて、都合の良い今日、Sさん宅にお邪魔しました。 もはや僕には恒例の、友人Tくんのトラックで向かいました。 30分ほど遅れての到着。 Sさんは既にお庭で作業に入ってました。 さっそく工具を取り出して参加します。 もともととてもキレイだったブルーのP200は、 雪国の融雪剤の塩分に侵食されてサビサビに・・・。 というお話を聞いていたのですが、一見はまだまだ上だと思います。 錆びたボルトはなかなか外れませんが。 ***image 2007090701.jpg 天気はやや曇りで夏も終わりと行った感じ。 木陰のある庭は作業しやくてとても良いです。 ***image 2007090702.jpg この車両はヘッドライトをPF7タイプが使用できるようになっていました。 結線がビニールテープで処理してあるので僕みたいな性格の方がやったのかなぁって思います。 昼が近づくにつれて暑さもジリジリ・・・まだ夏の陽気です。 途中で一休み。お茶をいただきました。 この後は「はじめてのフォーク抜き」があります。 3人で汗だくになりつつ特殊ナットを回して、フォークを抜きました。 フォーク内のベアリングに感動。 これにガタが出るんですねぇ。 ***image 2007090703.jpg 今回、もっとも利用したかったのはこのコイルとレギュレータ。 バックプレートがとてもキレイです。 ウチのP200と同じバッテリー使用で、 実働のパーツを探していたのです。 これで治るか!? Sさんは午後から用事があるそうで、 急いでやったために写真はほぼナシ。 帰りの高速でパーツが飛ばないように荷造りして、さようならしました。 ボディも錆が予想より少なく、時間とお金があったら錆取りして復活させてあげたいなぁと思います。

キャリアの取りつけ

P200は普段の街乗りに使いたいのでキャリアを探していました。 よくあるタイプは2枚の板で挟むタイプ。 そしてお尻から突き出すように荷台ができるタイプ。 以前P125Xではシーシーバーに挟むタイプの荷台がついたものを使っていましたが、 ある程度大きさがないと水平に荷物が置けないこと、結局は固定に紐が必要になることで今回は後者の方を選んでいました。 前に、通勤途中にあるお店に置いてあった茶色のP200Eがこのタイプのキャリアを付けていて、そのすっきりしたシルエットが好ましかったのもあります。 もう一つ、選ぶ上でメッキより塗装の物を探していました。 どうもメッキは錆びるのを避けられないようですので・・・。 ***image 2007072201.jpg で、買ったのがコレ。FACO製のようです。 もちろん中古。 テールレンズやナンバーがないのでなんだかしっくりきませんが、こじんまりとまとまっている感じ。 全体でみるとシートやラバーの黒にあっているようです。 これで電気がちゃんと点けばナァ。。

ステータープレートを学ぶ

どこぞのイタリア産バイクのページでは、ベスパでも使用しているレギュレータをカワサキやヤマハ車両のレギュレータに交換することが可能とある。 特に電装は、イタリアのメーカーより日本メーカーの物の方が信頼性は上だろうし、機能からみてもAC50Vほどになる電流をDC14Vに整流・制御する事は同じだろうに・・・。 もともと、この車両は謎が多い。 メーター距離5000キロ弱にもかかわらず、各パーツが無い、エンジンは半解、電装がダメと、どんな経緯があったのだろうか。 特に電装は電球各種は生きているのにCDI・ステータープレート・レギュレータがダメ。 ステータープレートに何らかの異常が出て、CDIとレギュレータを壊してしまったのか・・・。 ステータープレートは一体何しているのか? 素人ながら色々調べたのをまとめてみました。 ステータープレートの交換を考える。 ステータープレートにはいくつも種類があるようだけど、後期型ラリィから6つのコイルで点火・電装の電気を作り出すタイプになるようです。 点火コイル・ピックアップコイル(またはポイント)の2つを除いた4つが灯火類の電気を発生。 よって点火系2つとは別のものと考えられるわけですね。 ここで灯火類の4つのコイルの使い方で2タイプにわかれます。 4つのコイルが1繋がりになって、ボディアースと出力線1つになるタイプ。 出力線はハンドルへ向かい、レギュレータへ分岐。 そのDC電流が全体へ流れるわけですね。 このタイプのレギュレータはAC電流の片方の流れを拾い、もう反対側の流れは無視する半波整流と呼ばれるタイプと想像できます。 もう1つのタイプは、4つのコイルを2つにわけています。 1つはボディアースしたACで出力線が1つ。これはハンドル右側スイッチへつながってヘッドライトの電源になる。 もう片方はAC電源の2つの出力線で、これがレギュレータへ向かってDCへ整流される。 レギュレータはAC電流の2つの流れを受取り、バッテリーと車体へDC電流を流しています。 これは3相交流用の全波整流タイプなのでしょう。 P200Eのバッテリー車はこのタイプのようです。 海外のパーツサイトでは”レアなアメリカ仕様のプレート”と説明がありました。 半波整流より全波整流のほうが優れているように見えますが、P200の後期になるとAC電流は整流せずに制御のみ、DC電流は半波整流になっているようです。 これはPX200も同じようで、PX用として売られているステータープレートの写真を見るとPのバッテリーレスタイプと似たものが載っています。 しかし、レギュレータは5端子となっていて複雑なんですよね。 ちなみにP125Xはバッテリーレスなのですが、6本の鉄芯のうち点灯用の4つが太くなり、電流が増えているようです。 半波整流のレギュレータのほうが安価で、国産バイクを見ても、250クラスは全波整流に対して50ccの原付の多くは半波です。 Pの間に色々と設計した結果、コスト減などを目的に、PX以降では半波整流へ落ち着いていったのでしょうか。 HIDヘッドライトなどを考えなければバッテリーレスで十分なんだけどなぁ。 コイルの配置はほぼ変わらず。 つなぎ方、芯の枚数、銅線の量・・・それがハッキリすれば半波コイルにしたいのだけど・・・。

レギュレーターを替える 2

前回、やる気がなくなったP200ですが、近くの中古バイクパーツショップにて購入した他車レギュレータでなんとかならないか挑戦です。 (新品純正が一番だって!) 今回購入したのはSH530-12。 調べるとカワサキZZ-R250などに使われているレギュレータのようです。 黄色い線が3本。三相交流用ですね。 写真の左がわに見えるレギュレータは原付トゥディに使われている単相交流の半波整流レギュレータ。 scooter helpの回路図を何度も見返し、レギュレータを色々調べて・・・ 4端子バッテリー有用のレギュレータは三相交流、 3端子のレギュレータは単相交流、 と解釈。うまくいくかな? 配線は・・・、黒はアース。 赤白線と茶色が出力の線でしょう。 さっそく取り付けて、エンジンかけます。 計測・・・・。 赤白、14.2V。合格! 茶色、2V。なんで!? 各抵抗値を計った時点では、アース⇒出力線は同じような値を出していたのに、なんで? 正常にでている赤白だけ、ボディに繋ぐも出力がたりないようでウィンカーがNG。 ポジションもテールもボンヤリ点いてます。 問題はその後です。 とりあえず、電装は生きているのかと、ルノー引っ張り出してきて、バッテリーからジャンプ。 灯火類は・・・生きている! ウィンカーも動きます。 ・・・ウィンカーリレー、なんか丸いタイプなんですけど。 MITSUBAじゃないんですが、固定バンドも丸いので初めからこれかぁ? で、気を取り直して、再度レギュレータから繋いで計測。 茶色、0.1V!? 赤白、27V!! 壊れた?直流27Vって・・・アイドルで・・・。 抵抗値計ると、茶色が計れず。パンクしたんですかね? さらにやる気ダウン。 コレって、やっぱりコイルなのかなぁ。

レギュレーターを替える 1

久しぶりにP200ネタです。 ずっと放置していたわけではないのですが、あるパーツが無い状態だったのでたまーにエンジンかけるだけでした。 そのパーツも揃ったので、晴れて電気系に手を入れる事ができるようになりました。 そもそも発電された電気がレギュレータ近辺でNG、バッテリーに電気が行かない状態なのでエンジン始動しなくてはなにもできない・・・。 やっと、一月も前に手に入れたレギュレーターを装着することができたのです。 これが手に入れた12Vレギュレータ。 左が元のDUCATI ELETTRTECNICAのレギュレータ。 右が今回試すレギュレータ。 型式がSH○○○-12とあるレギュレータは新電元製の12V用レギュレータの事。 もともとバイクではなく、ジェットスキーのレギュレータなのですがジェットスキーも12Vバッテリーを積んでいるのでいけると判断。 それに安かったし(笑) 手元に届いてから、カワサキへ問い合わせ配線の確認と出力電圧を教えてもらう。 ちなみに新電元は個人相手にサポートは出来ないとの事。 ギボシを装着してエンジンON! テスターを当ててみると・・・1.4V・・・? アクセル吹かすと・・・2V? おかしい。 入力の黄色線2本に交流電圧を当てると20Vほど出ているのに。 パンクしてるのかと思い、出力側で交流電圧を計ると反応なし。 なんだコレ。 もしレギュレータがダメな場合は、 ・整流されずに出力(交流のまま) ・制御されずに出力(14V以上出る) ・なにも出力されない これらが考えられると思う。 もちろん、何らかが原因でこの状態もあるのだろうけど・・・。 無負荷がいけないのか? フライホイールの磁力が足らないのか? それにしてもこのP200は過去になにがあったのか・・・。 とりあえずやる気がどんどん無くなって行きます。。。

バッテリー有P200Eの配線

P125Xは本当にボロだったけれども、ワイヤー切れ、ポイントのズレなどのメジャートラブル以外に大きなトラブルはなかった。 それに対して、このP200Eは本当に問題だらけだ。 そろそろゴール(走れる状態)と思うとまだまだ問題が残ってる。 その度にネットで調べたり玄人さん方に教わるので時間がかかる。 でも色々覚えてきました。 今回は配線について(笑) VESPA FILE EVO. という大きな本を読んでいたら、ネットオークションや個人売買の注意点として、「エンジンがかからないのは問題外」と書いてありました。 ウチのP200Eは問題外の問題外、ですな。 P200Eの配線はいくつか種類があるそうで。 1、バッテリー無6V 2、バッテリー無12V 3、バッテリー有12V 黄黄線 4、バッテリー有12V 赤黄線 それぞれステーターコイルが違っていて、12Vのバッテリー有無ではコイル内の配線が異なるよう。 バッテリー有は4つのコイルを2方面にわけてAC、DCを出力し、片方はレギュレーターへ行く仕組みだそうです。 そのレギュレーターへの線が赤黄と黄黄の組み合わせがあるのです。 ウチのP200Eは黄黄の組み合わせなのです。 レギュレータに3端子、5端子とあるのは、バッテリー有の、バッテリーへの出力+1本だからですねぇ。 それで、問題の箇所というと、レギュレータに来ている黄色線2つは電圧があるのですが、出力2本がダメなようです。 買ったばかりのテスターを当てると、32V位で入った電圧が、出力側は0.1V位。 レギュレータがダメなんですかねぇ。 レギュレータがダメな場合は大きすぎた電圧を抑えきれず、つまり32Vなどで入ったものをそのまま出してしまう、となるようですが。 とりあえず、交換を~と思ったのですが・・・レギュレータ高いです・・・。  

配線・・・どころじゃないのか

エンジンはかかった。 ベアリングが新しいせいか、キックが非常に重いけど2,3回でかかる。 すごく調子良い。 でも走り出せないのは、前回から問題の灯火類。 scooter helpを見てバッテリー有のモデルの配線図を参考にして現物を見比べる。 でも、さっぱり合わない。 配線の色と、スイッチ配置が違うようで本体の線が何から来ているのかサッパリ。 もともとヘッドライトをFL2のハロゲンに替えてあるからイケないわけなのだから、元に戻そうと思って取り替える。 実は微妙に配線の長さが異なっていて、正しいライトならジャンクションの位置がぴったり合うはずだからなのです。 もともとついていたライトはP125Xに渡してしまったので部屋にもどってFL1の旧ライトをとってくると・・・。 上がPのヘッドライト。 下がFLのヘッドライト。 端子数が少ない(T_T) ヘッドライトの配線には直接触れず、端子だけすべて集まっているようですが、 PX以降はメーターが違かったりセル付きのせいか、線の経由が変わっているのですね。 FL2になるとハロゲンからはライト関係の線しか出ていないってわけですねぇ。 でも、右ハンドルからの配線やアース線はわかってきました。 でも、灯火類点きません。 考えられる事、ハンドルにくる以前にどこかで電気が止まっているって事。 配線図を辿るまでもなく、それはレギュレーターにもどって、その後ステーターコイルなわけですね。 ヘッドライトとメーターライトが点くことが頭を混乱させていましたが、これは配線図によればステーターコイルから直にきている模様。 ヘッドライトは制御されていないってことですねぇ。 こうなると配線テスターが欲しいのですが、手元にはありません。 いそいで注文する。 とりあえずいつも愛用している検電棒(電気が通ると中のヒューズ管が光る)で確かめる。 ステーターコイルからボディへ行く線、アースの線以外を見ると、紫と黄色2本。 紫は直接ヘッドライトへ向かい、黄色2本がレギュレータに向かうようです。 その黄色に検電棒あてるも光らず。 コレかぁ。 コレってことはコイルの中ですね。 で、開けました。 じーっと見て考えていましたが、 紫(へつながる青)線と、黄色の違いを確かめる。 配線図によるとコイルと青線はつながる図。 黄色はコイルともう一つの黄色のコイルとつながっている模様。 アースはコイルの中央の芯に共締めされている模様。 手にボックス電池とLEDを持ち、どの線とどの線がリンクしているかをみると、 青とアースはつながる。 黄色と黄色はつながる。 黄色とアースはつながらない。 うーんコレか、コレなのかなぁ。。。 インターネットで調べるにも難しい。 ASSAY交換は~高いなぁ。。 んー。 春ツーは無理そう!?