'74 VESPA Rally200アーカイブ

久しぶりに乗る。

どうも。 久しぶりにラリーに乗りました。 実は、先日ラリーで都内に出たのですが、どうも吹けず、まもとに加速しなくなりました。 すぐに原因を考えればよいものの、気温の低下も手伝ってつい乗らず・・・。 ところが、原因で思いつくフシがあって、それを対処したらすぐ直りました。 なので本当に久々にラリーで出かけたのです。 その原因とは、キャブのミクスチャー。 掃除したついでに絞りがキツく、燃料が薄すぎる状態だったのですね。 濃い方へ回してみたら、すぐ以前のように走りました。 ちょっと濃いかなー。 でかけた理由はヤフオクで買ったものを受取りに行きました。 ちょうど週の頭に風邪をひいて、 まだ直りかけだったのですが・・・。 寒さにチジコまりながら行って来ました。 毎年こんなに早く寒くなったっけ?? ラリーはチョーク引いて2発で掛かる元気っぷりですが、 車体を手で押しているとなんか重い。 こんなに重かったっけー? ハブでグリス切れ? やっぱり定期的に乗らないとダメですね。

キャブレターのスロットルトラブル

どうも。 前回、P200のキャブレタートラブルで、ラリィのを使用したので、 代わりにラリィが走らなくなりました。 ずーぅっとP200Eは走れないままで、1年目がとうに過ぎてしまいましたが、 コレでもまぁやってイケたのはちゃんと走るベスパが手元にあった事。 すっかりやる気を無くしてましたが、ラリィが走らないと余計ダメになってしまうので 重い腰を・・・手を動かして治すことにしました。 まずトラブルの様子から。 キャブレターにはチョークとアクセルの2本のワイヤーが繋がっています。 そのアクセルワイヤーの繋がる先に、スプリングで抑えられたスロットルプレートの入った部屋があります。 スロットルが戻らないのはココに問題があるから。 なので、開けます。 ***image 20071006.jpg この黒いパーツがキャブレターの中で前後方向に動きます。 それが、渋い。渋いなんてものじゃなく、手では動かないほどです。 きっとプレート自身か、キャブレターのレールが歪んだのでしょう。 ボングーへお邪魔した時に、「キャブを強く固定すると歪むんですょ」とアドヴァイス頂きました。 それと、hiroさんの記録にも同様の記事が。 解決方法は、どちらかを削る、です。 プレートを上下反対にしてスライドしてみる。 と、コレはOK。 次に、違うキャブレターのプレートを入れてみる。 コレはNG。 うーむ、キャブレターを削るか? そうと決まったら、100均で金属が削れる棒ヤスリを買ってきました。 削ります。 削ります。 削ります。 頃合を見て、嵌めればやや渋いものの、動きます。 適当に仕上げして、ラリィに付ければ、アイドルも安定。 これでまた走れますぅ。

'07 夏ツー 初日

今年も夏ツーがやって参りました。 今回は直前になっての告知で、P200は諦めてラリィでの参加です。 SITO+の音がうるさいかなぁって気になったけどリアタイヤ外すの面倒だし~で、そのまま。 ワイヤー・電球類・フロートニードル(後で役にたった)・2ストオイルを持って出発です。 前回は大幅に遅刻して、往路の3分の2をソロラン。 ルートも大きく遠回りしてしまう迷惑ぶりだったので今回は早起きして行きました。 が、なぜか16号線の朝の渋滞に阻まれてギリギリの到着。 ***image 2007072801.jpg いつものマックで集合。 遅れたぶーたさんを除く6台で出発です。 気温はやや暑めの(それでもメットの中はすごい熱気なんだけど)気温でうっすらとした晴天。 人数も少ないのでペースは速めで気持ちよく走れました。 一昨年は秩父のルート。去年は間違えてまた秩父へ行ってしまったので復路の逆を走るので新鮮な風景。 一つ一つ思い出しながら走って行きます。 SITO+はややカブり気味でパンパンうるさい感じ。 毎回休憩する254号線のローソンで後から来たぶーたさんが僕らに気がつかず通過・・・。 あわてて準備して追いかけます。 ぶーたさん、奥さんを後ろに乗せてのタンデムランなのに速いもので、しばらくは逢えず。 ***image 2007072802.jpg やっとのことで逢えました。 後ろに積んでいるBOSEの箱にはスモールのクラッチ一式が・・・。宿で組むらしいです。 今回のお昼ポイントは豚カツ屋さん。 今年もぶーたさんのおかげで美味しい肉が食べられるので、お肉は敬遠したいところで、エビフライをチョイス。 ヒレ肉をちょっともらって食べましたが柔らかくて美味。 こういうやや田舎の店って美味しいンですよねー。昔からずっとあるし。 腹を満たして出発。 「なんだか雲ってきたねー」とか「あついねー」とか「40℃だってー」なんて信号で止まるたびにみんな話してます。 これらは「あとで、あの峠で夕立になるのかねー」ってことにつながるのです。 急勾配のその峠は雨になると川のようで大変辛いらしい。 そんな不安と期待を持って直前のコンビニで休憩です。 ***image 2007072803.jpg ここまで来ると山の形が違うんですね。とても厳つい感じ。 ここから川沿いの緩やかな峠に入り、急勾配の例の峠を越えて軽井沢に入ります。 「ここからいきなりヒンヤリするんだよね。バイクじゃないとわからないね」ってhiroさんが言ってましたがまさにその通り。 バイクの良いとこですねー。走りながら川の流れを眺めることもできますし、それが一番好きだったりします。 P125Xじゃ2速と3速を交互にチェンジしてなんとか登ったこの峠もラリィは2速キープでラクラク登ります。 ギア比が良いのとトルクの勝ちなのか。ペース上げたらもっと違うのでしょうけど。 で、軽井沢に入りましたー。 ***image 2007072804.jpg いきなりですが、宿。参加者のmantaさんのおかげでこんな良い宿で寝ることができます。 BBQの設備もちゃんとしてるんです。 一休みして、みんなで買出し。愛知から参加のベスパ教信者さんも合流。 買出しルートには湖や夕暮れの田園地帯や軽スクさんがあってちょっとのルートが楽しい。 アレ欲しいコレ欲しいで予算をちょっとオーバーして買い物終了♪ 肉とビールの時間です。 「新人が働くんだよー」と言うことでshinさんとシバ太さんがせっせと準備してくれました。 北海道から直送の肉とビールで腹一杯。 ***image 2007072805.jpg 宿に戻って、お土産をもらったり、話をしたりカラオケしたり(笑)ワインのんで、それぞれ寝る準備。 お土産・・・信者さんからは瀬戸モノのベスパ。リアにタイヤ積んでます。 shinさんからはお手製の技ありマグネット。ちゃんと200が前に来てます。 でも塗装の厚いウチのラリィにつくのかなぁ!? なんて言いつつ翌日は浅間山まで走るのでもう寝ます。 といっても布団に入ったのは1時過ぎ。 同じ部屋になった信者さんとずーっと話していて最後に時計みたのが3時。 あの会話、下の部屋に響いていたそうですよ・・・>信者さん。

カフェ巡り

都内近所のカフェをまとめたブログをみつけ、 身近なところに良さそうなお店がいくつかあったのでラリィで探しに出かけました。 以前から、ルノーでお世話になってるしいさんが定休日でいけなかった、町田の「<a href="http://www.sweetssweets.com/clsup/clsup_bn/cl_0606hy.html" target="new">ひなた焼き菓子店</a>」も行きたかったので まずそこから向かいました。 行きたいところの住所をメモして出発。 本格的に夏日になってきて、信号で停まるたびに「暑い~」と嘆きたくなる陽気だったので 途中途中休みながら行きました。 お店近くまで来たのですがそれらしい建物がない。 外観はただの民家だと聞いていたので、探し回るも手掛かりナシ。 住宅地にSITO+の音は申し訳ないので、近くの幼稚園の先生をみつけて話を聞きました。 先生ではなく、給食のおばさんが知っていました。 民家の間の細い道を登って看板を見つけました。 ***image 2007080301.jpg 控えめすぎ・・・。 そこから周りを見ても、パッと見はわかりません。 ラリィを押しながら一軒づつ見てわかりました。 ***image 2007080302.jpg 家の裏側へと矢印の看板が案内しているので従って裏へ回ります。 裏庭にはハーブやユーカリの木が植えてあって、お菓子の材料に使うんだろうなぁと思いました。 お店の中は小奇麗でナチュラルな雰囲気。 同じくナチュラル雰囲気なお姉さんが店主さんです。 ***image 2007080303.jpg 小分けされた色々な焼き菓子を買って、店主さんとお話してサヨウナラ。 ここはお薦めですよ!! 次に玉川学園前駅前にあるカフェを目指して走りました。 駅前に行くなら車よりやっぱりスクーターですねぇ。 ちょうどお祭らしく、駅前は人でごったがえしていました。 玉川学園は山に挟まれた狭い盆地状の地形。 駅前通りを外れればちょっとした山道です。 住所を頼りに歩くのは限界があるのでスクーターで行ったり来たり。 しかしまたもやそれらしい建物がありません。 仕方なく、ラリィを押しながら、駅から1区間づつ住所をみながら移動します。 もう汗どころじゃないくらい暑い。 で、見つけたのは・・・カレー屋になった元カフェ跡地でした。 より駅に近い店舗に新しいコーヒー屋ができていたので競争に負けてしまったのでしょうか。 残念な気持ちのすぐ後に空腹を感じたので、ご飯を食べに出発しました。 ***image 2007080304.jpg 向かったのは「コシード」。 赤いちょうちんが目印の、地中海料理屋さんです。 学生街にありそうなボリュームのプレートがお薦めです。 オーナーのおじさん以下、イケメンのシェフ陣は皆ファミリィだというから驚き。 すごい熱気とよいテンポで料理がでてきます。 お腹いっぱいになった後はそのまま帰ってもよかったのですが、 結局カフェに行けなかったので、コーヒーだけ飲もうとスターバックスに行きました。 ***image 2007080305.jpg ドライブスルーになっているスタバです。 ラリィでスルーしても良かったのですが、テラス席で飲んでいると、水色のスモールにタンデムしたカップルが通過して行きました。 町田もベスパはちらほら見かけますね。 本日の距離は不明!とにかく暑いカフェ巡りでした~。

'07 夏ツー 2日目

朝は宿で朝ご飯です。 ぶーたさん夫妻が朝早くからやきそばを作ってくれました。たんまりと。 オレンジジュースはやっぱり今年も人気です。朝はコーヒーよりオレンジジュースですかねぇ。 ***image 2007072901.jpg 前日にガソリン漏れ起こしていたぶーたさんの白P200は、この朝にはもう修復されてました。 せっかくなのでラリィを試乗してくださいなぁって申し出たところ、ラリィの始動性の悪さを皆でみてくれました(汗) 「濃すぎるんですよねー」って事でミクスチャをいじるのですが、もう全閉と思っていたのが実はひっかかりがあってまだまだ閉めれる事がわかりました。 宿の片付けもできたので皆で出発。 ***image 2007072902.jpg いつもの別荘地に寄るのですが、今回は入り口で足止め。うるさいので進入できませんと。 待っている間、昨夜頂いたマグネットをみんなで付けてみました。ところがラリィの厚塗りされた塗装ではくっつくことができずに残念。サイドカバーなんてパテの厚塗り具合がよくわかります。 昨年は<a href="http://www.oggi.ecnet.jp/scooters/" target="new">軽井沢スクータース</a>さんの前を通過して行きましたが今回は軽井沢の駅の方から。 そのまま山へ向かって・・・高木の林の中を真っ直ぐに抜けるすばらしいルートです。 先頭から3番目でしたが、最後尾から走ったら面白い景色だったでしょう。 そして白糸の滝のクネクネを上がって・・・川の流れの側を走る愉しいルートです。 ***image 2007072903.jpg そのまま料金所で一枚。mantaさんのET3です。ホント綺麗。 みんな料金を払ったらそのまま全力で登ります。hiroさんのP200が速いから。 で、あっという間に浅間山のいつもの駐車場です。 ***image 2007072904.jpg ここまで来るルートが、前回よりもストレートの多い道で、ラリィの実力を知る事ができました。 ラリィ⇒P200⇒PX200と下がっていくギアの違いが良くわかる・・・はずが・・・hiroさんのP200に追いつくも追い越せないんです。 抜け気味の圧縮を何とかしたら抜けるかな?ほんの数キロ差なのに気になります(笑) ちなみにPX200の方が燃費よく乗り易いです。 ここでPX200FLに乗せてもらったのですが、その操作性にビックリしました。 クラッチどころかシフトもアクセルも何もかもが乗り易い。 音も心地良いです。 あんまり乗るとラリィどころかP200にもどれなそうなのですぐお返ししました(笑) ここで空には雲があつまってきて雹のような雨が降ってきたので退散。 下りの途中では、これでもか!と言う程の痛い雨が・・・。 ずーっと我慢して下っていると雨の切れ間が。そこから先はオープンカーも屋根をあけるほどの快晴。 なんて土地でしょう。 そのまま軽井沢スクータースさんへお邪魔しました。 久しぶりなのにkazuさん達はいつものように接してくれます。眠気も飛びますなぁ。 ここで僕の荷物が雨にやられていることが判明。携帯電話もデジカメもみんな水浸し。 免許もカード類もみんなダメで、乾かすハメに。雨をあなどっちゃいけませんね。 というわけでここから写真は無しです。 ここで信者さんとぶーたさん夫妻とさようなら。 僕達も軽スクさんとさよならして軽井沢を後にします。 下仁田の峠でなぜか先頭に・・・。皆のペースを下げちゃいけないと必死で下りました。右足が痛い・・。 先頭ってなかなか疲れますねぇ。綺麗な川沿いの景色もあまり見ないで来てしまいました。 去年寄ったソースカツ丼屋で休憩、と思ったら無くなってました。 代わりに隣の<a href="http://www.shoko.shimonita.ne.jp/industry_body.html" target="new">そば屋さん</a>に。 ちょうど法事とみられる団体さんと重なってしまい、料理が出てくるまでだいぶかかったのですが、厨房で切っているカモ肉が厚い! まさか、と思っていると大盛りのうどんが・・・。普通盛り頼んだんですけど。「多いねぇ」なんて話していたら大盛り頼んだshibaさんにはさらに大きなうどんが(笑) みんな完食に精一杯(笑)うどんもそばも手打ちというだけあってとても美味しかったです。 その後は眠気と戦って家路に向かいます。信号で停まるたびに、「暑い」と「眠い」です。 この眠気にSITO+の音がうるさいコト。でも山での音はイイんだなぁ。 そして見覚えある前日の集合場所へ帰ってきました。 たった一日前にそこを出発したのにかなりの時が経ったような気分です。 みなバラバラに帰って行きます。最後はshinさんとランデブー。そろそろ降りそうかなぁと思っていたのですが、shinさんと別れた後にすごい土砂降り。道に川ができてます。 八王子に入ると土砂降りの中をクルマが幅寄せしてきます。テールライトが見えないのか? 泣きそうになりながら八王子バイパスを下って・・・ちょっと疲れたので途中の中古パーツ屋に入って雨宿り。 が、そこを出るのに出口が洪水のよう・・・マフラーギリギリまで水が流れてます。 ドラムに水が入ってブレーキが効かないし、前はよく見えないし。そして稲光。 やっとの事で家に戻りました。 総走行距離約450キロ、ガソリンは22リットルほど。 一人じゃなかなか行く気しないけどみんなとならいける下道軽井沢(笑)また来年も行きたいものです。

バイクカバーを買う

***image 2007062801.jpg どうも乗り物にカバーを掛けるのが面倒な性分で、しょっちゅう足にしているラリィはカバー無しで過ごしていました。 しかしPと違ってメッキの多いラリィは、雨が数回続くと錆がちらほらと。 そりゃぁ困ると思って、以前、友達の400ccの為に探し歩いて近所のカー用品店に安価なカバーをみつけていたので買ってきました。 ***image 2007062802.jpg PにはTZR250に使っていたYAMAHA製のモノ。 確か結構良い価格だったような。 でも、物の違いはハッキリしていて、シートは厚いしシワになりにくく掛けやすい。 最後は紐でキュッと締まるので安心。 対して今回のは¥2000とちょっと。 これで400ccサイズが買えるのは安いっ。 裏には希望小売価格があるのですが、¥6000て・・・。 この価格で、2重縫製・鍵穴あり・バタつき防止バンド・前後判別色分け、となかなか良い感じ。 カバーの前後が逆だったりしてイライラしたりすること多し、ですから。 鍵穴はドラムに通らないので不要ですけどねっ。 この駐輪場、日陰な上に隣が竹林で竹の枯葉がすぐ溜まります。 雨水よりもコチラが天敵で、これに湿気がずーっと貯まるのですね。 防犯上の効果もあるし、この価格で大きな安心を買えました。

メーターケーブル交換

先日切れてしまったメーターケーブルの交換をしました。 メーターケーブルはフロントフォーク内を通っているだけですし、カンが必要な調整も不要ですので新品ケーブルがあればかんたーんと思っておりましたが・・・。 やはりそう(思ったより)カンタンには行かない様子! とりあえず現状の確認。 ヘッドライトの裏、メーターの底部からつながったケーブルは、フォーク内を通過して、 フェンダー右側のほうに出てきます。 ただ差し込んで、涙目とよばれる金具で抑えるP系と違って、ラリーはネジ式となっています。 とくに固着もなく、カンタンに外れました。   外すとこんな感じ。 ケーブルは両端が4角断面に加工されていますが、内部は円断面です。 これによってインナーケーブルの回転がそのままメーターまでつながるという仕組みなんですね。 過去にYAMAHA SR400のケーブル交換をした時も同じでした。 次に新品ケーブルをみてみます。 ワイヤーの取りまわしを粗方みて、アタマを取り外す! Pならカバー外して・・なんですけどね。 袋にはcif.itと記載されています。 メーカー名でしょうか。 ところどころに「ハイクオリティ」と記述してあって、逆に不安になります・・・。 カラーは、よくある?グレーで、皮膜も薄い感じですが、他にないのでコレでいくことになります。 さて、上と下どちらから抜くか。 上部には金具があって、細いフォーク内は通過できないようです。 逆に下部は余計なものが無く、抜けるのですが、 そうすると新しいケーブルの上部を下から入れることになるんですよね。 そこで、要らない針金を部屋から探し出してきて古いケーブルの内部に通します。 ちなみに切れた断面はこうなってました・・・。 メーターの針が左右に振れるようになったら、内部のグリス切れの兆候らしいです。 そのままにしておくと、一月くらいたって、ブチッ。ですね。 とりあえず、アレコレ悩むまえに、上部の金具も取り去ってしまえば、どちらか貫通してもOKだと気がついて、カット。 他のアウターと違って、螺旋状の線が太いっ。 100均のニッパーじゃなかなか切れませんでした。 でも、これで上下、どちらからもOK。 結局、古いアウターの上部に新しいアウターの下部を接続して、ビニールテープで繋ぐ。 新しいインナーを抜いて、両方通して針金を貫通。 これで抜けないでしょう。 あとは順繰りに押して引いて、抜けば・・・って抜けない! フォークの出口で、巻いたビニールテープが引っかかり。。。 それを超えた後も新しいアウターの皮膜が引っかかり。。。 どんなけ狭いンだこの出口。 押して引いて揉んで伸ばして、やっと出てきたアウターは結構キズが・・・。 仕方無く、同じような灰色のビニールテープを巻いておきました。 あとは外した逆の手順で接続! インナーもグリスアップして接続! メーターがまわるようになりました♪ 結果は良好です。 メーターの針のブレがなくなって、きっちり速度をマークするように。 今回は部品代2000円ちょっとのケーブルで済みましたが、高価なメーターを破損しないよう、マメなグリスアップを心がけたいですね。

メーター止まる。

ラリィは相変わらず調子良く、Pの復活が先延ばしに・・・。 それどころかラリィのワイヤー交換はどうしたって感じなのですが、 やっぱり乗りっぱなしではダメなのがちょっと旧いベスパなところ。 尾灯が切れました。 ラリィの配線は尾灯(5W)とポジション(5W)が並列でつながり、制動灯(10W)はコイルから単独でボディとアースしている作り。 で、なぜかポジションが切れると尾灯がつかなくなり、制動灯もつかない。 コレはおかしいはず。どこかでリークしてるのかなぁ。でも夜なので修復は無理。 これにメーター球とポジションのパイロット球がポジション球に対して並列で並んでいる、これは切れっぱなし。 これも悪影響を与えているのかも。しかし不安定すぎ。 とりあえず、その場しのぎでポジション・尾灯・制動灯の三つを取り出し、調べる。 やはりポジションだけNG。 こういう時のために、電池でつく赤いLED灯があるのでそれをポジションに置いて、生きている2つを制動灯とポジションに嵌める。 動ける状態になったので走り出す。 途中給油して、各ギアめいっぱい回して走っていたら、メーターが0km/hじゃないですか・・・。 メーターが動かない理由は大きく二つ。 ・メーターがダメ ・メーターケーブルがダメ あとは小さなギアがダメで回らないというのもあるそうだけどこの際それは考えず。 この二つによって、修理費が10倍かわってしまう。 原因を突き止めなくてはいけません。 で、ナリさんと電話でお話していてわかったのですが^^;メーター本体とケーブルを外して、タイヤ回せば良いのじゃないかと。 それでケーブルが回ればケーブルはOK。それは高いコースなんですけどね。 ライトを外して確認した結果、ケーブルが回らない。 ということはメーターは生きている可能性が高いわけですね。 ついでなので、メーターを外して綺麗にしてみました。 前々オーナーのオールペン時に、メーター外さずやったようで・・・透明部分に塗装が(泣) とりあえず本体とメッキを磨きます。 ET-3のそれと似ている、というか見た目はほぼ同じなのだけど、裏側が違うらしい。 でも、今売っている物は同様で売っているんだよね。 だから最高速度90キロほどのET-3の速度計が120も刻まれているのか。 実際に、メーターケーブルを比較すると差込口が違うのだけど。 本体裏側にはイタリア製の文字。 製造メーカー、ヴェリアはフェラーリのメーター類も出しているところ。 メーターの裏側にはこんな小さなヒューズタイプの電球が。 0.3W。これが意外と高いのですよ・・・。 早速、新しいケーブルを発注したので、週末につけようと思います。

ワイヤー交換

春ツーで、「重い」と言われたクラッチケーブル。 アウターを見て見れば、もうボロボロ。 あまりにもひどいのでアウター交換をすることに。 一緒にシフトケーブルも交換しようと思い、ナリさん宅へ行ってきました。 早速メーターを外してワイヤーをとりだしてみる・・・。 樹脂の皮膜がボロボロ・・・。 ワイヤーの取りまわしを粗方みて、アタマを取り外す! Pならカバー外して・・なんですけどね。   ぽっきり・・・。 下からトントンと軽く叩いて外れます。 この姿もある意味イイ! 電装がヘッドライトまわりとスイッチだけなので本当にシンプル。 あとはクラッチとシフトの2本を分かる様にして新しいものと交換します。 シフトのアウターはそこまで痛んでなかったのですが、やはり古いので交換です。 アウターは近所の自転車屋でシマノ製のを買いました。 安い方で、色はグレーか黒。赤や白などの色つきも選べるんですよ~。 古いアウターと新しいアウターを繋いで、中に針金を通すと安全なのですが、無かったので繋ぎ目をしっかりとくっつけます。 で、スルスル~と、抜いて・・・交換完了! ほんとはスルスル~なんていかず、途中でつっかえたりするのですが、一応イメージ通り交換できました。 その後はいつもどおり、インナーワイヤーを通します。 グリスをたっぷりつけて通ったあとは、ワイヤーエンドをつけて調整! クラッチワイヤーやフロントブレーキ(アタマを取るために外した)は結構カンタンなのですが、 シフトワイヤーの調整に苦戦!! 何度もやり直すウチにインナーがささくれてしまいました。 再度インナーを交換して調整・・・。 シフトグリップのパターンとセレクターの位置がどうも合いません。 伸び気味だと、シフトパターンも伸びた位置に止まります。 時間も押してきたので、適当に走る位置にして終了! 途中で、ROD MY VESPA!?のYU-KI君が登場。 自家塗装のアメリカン風のスモール100。 リアのラインがカッコイイです。   一緒に記念撮影。 やっぱりラリーとスモールは大きさ違えどシルエットが近くていい感じ。 この後お互いのベスパを乗り比べました。 スモールは邪魔な振動がないし、大きさも手ごろで、乗ると本当に欲しくなります。 結局、クラッチは交換後もそこまで改善されず、ワイヤーが原因じゃないのかなぁ、とがっかりでしたが、インナーの寿命が延びるので満足。 後でシフトの調整を再びやる予定です。

マフラー洗浄2 再びSITO+

ラリィへノーマルマフラーを装着している間、外したSITO+にも同様の処理をしました。 「パイプ○ニッシュ」をもう一本追加。 チャンバー内が満たされるほうが良いのですが、それだと3本ほど必要になりそうです。 ケチなので1本でシェイクして済ませます。 ちなみに新しいパッケージになった「パイプ○ニッシュ」は容量が減ったようです。 ノーマルとSITO+の比較。 一回りは大きなSITO+。 これがPだとスタンドと干渉していた・・・。 そしてまた、ラリィにはSITO+を。 スタンドの問題もあるけど、静かなノーマルはPにお似合いでしょ! 驚いたことに、洗浄したSITO+は、それ以前に比べてとても静か。 「カン!カン!」といったウルサイ音ではなく、 「パパパン!」と小気味よく刻む音。 そこらのNSR250の音にも似ているような・・・。 そして、性能的にもやはりSITO+はダメではないらしい。 ローでひっぱって、メーターの針は30km/hを指す。 ラリィのメーターがいかに正確か、メーターケーブルの内側がいかにカラカラかはおいておいて、 ノーマルでは20km/h+αで伸びがやんだので、確かに性能アップしてるといえそう。 中回転域でのつまったような「ゴボボボボボ・・・」が無くなったのも○。 たしかに静かではないことに目をつむれば、FUNなベスパにSITO+はアリかも!?