メーターケーブル交換

先日切れてしまったメーターケーブルの交換をしました。 メーターケーブルはフロントフォーク内を通っているだけですし、カンが必要な調整も不要ですので新品ケーブルがあればかんたーんと思っておりましたが・・・。 やはりそう(思ったより)カンタンには行かない様子! とりあえず現状の確認。 ヘッドライトの裏、メーターの底部からつながったケーブルは、フォーク内を通過して、 フェンダー右側のほうに出てきます。 ただ差し込んで、涙目とよばれる金具で抑えるP系と違って、ラリーはネジ式となっています。 とくに固着もなく、カンタンに外れました。   外すとこんな感じ。 ケーブルは両端が4角断面に加工されていますが、内部は円断面です。 これによってインナーケーブルの回転がそのままメーターまでつながるという仕組みなんですね。 過去にYAMAHA SR400のケーブル交換をした時も同じでした。 次に新品ケーブルをみてみます。 ワイヤーの取りまわしを粗方みて、アタマを取り外す! Pならカバー外して・・なんですけどね。 袋にはcif.itと記載されています。 メーカー名でしょうか。 ところどころに「ハイクオリティ」と記述してあって、逆に不安になります・・・。 カラーは、よくある?グレーで、皮膜も薄い感じですが、他にないのでコレでいくことになります。 さて、上と下どちらから抜くか。 上部には金具があって、細いフォーク内は通過できないようです。 逆に下部は余計なものが無く、抜けるのですが、 そうすると新しいケーブルの上部を下から入れることになるんですよね。 そこで、要らない針金を部屋から探し出してきて古いケーブルの内部に通します。 ちなみに切れた断面はこうなってました・・・。 メーターの針が左右に振れるようになったら、内部のグリス切れの兆候らしいです。 そのままにしておくと、一月くらいたって、ブチッ。ですね。 とりあえず、アレコレ悩むまえに、上部の金具も取り去ってしまえば、どちらか貫通してもOKだと気がついて、カット。 他のアウターと違って、螺旋状の線が太いっ。 100均のニッパーじゃなかなか切れませんでした。 でも、これで上下、どちらからもOK。 結局、古いアウターの上部に新しいアウターの下部を接続して、ビニールテープで繋ぐ。 新しいインナーを抜いて、両方通して針金を貫通。 これで抜けないでしょう。 あとは順繰りに押して引いて、抜けば・・・って抜けない! フォークの出口で、巻いたビニールテープが引っかかり。。。 それを超えた後も新しいアウターの皮膜が引っかかり。。。 どんなけ狭いンだこの出口。 押して引いて揉んで伸ばして、やっと出てきたアウターは結構キズが・・・。 仕方無く、同じような灰色のビニールテープを巻いておきました。 あとは外した逆の手順で接続! インナーもグリスアップして接続! メーターがまわるようになりました♪ 結果は良好です。 メーターの針のブレがなくなって、きっちり速度をマークするように。 今回は部品代2000円ちょっとのケーブルで済みましたが、高価なメーターを破損しないよう、マメなグリスアップを心がけたいですね。

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