ウルルへドライブ1

今回の旅行のメインディッシュ、ウルルへ向けて出発しました。 ウルル1 GSの猫 メルボルンを出発して2時間半ほど西へ進んだGSに居た猫。 デカイ! メルボルンのCityを30分も走れば、辺りには家屋がほとんどなくなります。 景色がくるくる変わります。 ウルル1 景色1ウルル1 景色3 ウルル1 景色2ウルル1 景色4 ウルル1 景色5ウルル1 景色6 まるで、 こんな感じ。 電車の駅の様に農地と荒野を進むと町が順番に現れます。 ドラクエのような感覚。 ハイウェイは制限速度110キロ/h。 町が近づくと90→60キロ/hと下がって、 町を抜けるとまた上がります。 道路には明け方に通過したトラックに跳ねられたのか、 ワラビーかポッサムの亡骸が転がってます。R19で衝突したら大変です。 途中、BorderTownという町で休憩と情報収集します。 名前の通りヴィクトリア州とサウスオーストラリア州の境にある町。 ウルル1 ボーダータウン1 Town Centreにはインフォメーションカウンターがあります。 当初はかつてのF1の開催地、アデレイドを経由する予定でしたが、 インフォメーションのおじさんに教わった別ルートを進むことに。 もう一つ、ここでアドバイスをもらったのですが、それは聞かないことに。 ウルル1 ボーダータウン2 乾季ですが川辺も綺麗で、まさに荒野のオアシス。 教わったルートでさらに進みます。 暑い・・・。 車線が減り、アスファルトの質が悪いですが速度は同じ。 ウルル1 午後2 民家も生き物も居ないので雲の変化が楽しみになります・・・。 ウルル1 午後3 fish 給油に立ち寄ったPinaroo近くのガソリンスタンドで昼食を。 FISHって頼んだらこんなの出てきました。白身魚美味い! ずーっと、農地なのか荒野なのかわからない道を進みます。 ウサギ1匹すら居ないエリアに、ぽつんと学校があったりします。 Loxton→Berri この辺りはワイナリーがあるそうで少しほっとします。 ちょっと寄りたい気もしますが、先はまだまだ。急ぎます。 休憩で寄ったMorganの町。 ウルル1 午後4 川辺に車を渡すフェリーがあります。 ウルル1 午後5 小さなお店でReddBullを買おうと思ったら、小銭が無くて買えず・・・。 困っていたら隣のおじさんが奢ってくれました。 見た目だけじゃなくて太っ腹なオージー。 Burra→CrystalTown ここから本当に荒野になります。 自分達の走る道以外は未舗装の道がたまに見えるだけ。 たまに見かける車が砂煙を上げて走る様が荒野っぽい。 でも、この光景もこの後の荒野っぷりに比べると、人工的でした。 畑も羊も牛もあったし。 PortPineの町で国道A1に合流し、北上します。 この道には長いという噂の連結トラックが出てきます。 名前はLoadTrain。 長いということは追い抜きが大変なんですね。 ・・・大変だった・・・。 この時点で日は落ちているのですが、宿泊地は更に500キロは先・・・。 ウルル1 夜1 PortAugustaでSubwayと給油休憩の後、意を決して出発します。 ここからは北に向かう荒野の道。Stuartさんが切り開いたというハイウェイです。 BorderTownで「日が落ちたらこの道は動物がでるから通ったらいけないよ」と警告されてましたが、 ここであきらめると翌日ウルルに到着できないのです。 それまでは、有名なカンガルーの絵と○○kmの小さな◇型の標識でしたが、 大きな看板に牛の絵と「動物注意」の日本語の文字の入った標識になります。 ウルル1 夜2 一寸先は闇・・・。 本当に100キロ以上で走るヘッドライトの中に突然動物が出てきます。 まずウサギ。草むらからイキナリ飛び出ます。 次に道路わきに尖がった動物・・・ ワラビー?ワラルー?小型のカンガルーが見えます。 これにぶつかるとR19は一たまりも無い上に、 運良く怪我が無くても車がダメになれば、 携帯は圏外、緊急電話は100キロ以上先、民家は無い・・・と、まさに危ないんですねぇ。 数十分ごとにすれ違うLoadTrainに助けてもらえるかどうか。 カンガルー達は何を考えているいるのか、ヘッドライトの明かりを見て、丁度良く飛び出ます。 それらをなんとかクリアして・・・やっと宿泊先のCoober Pedyに到着。 オパールで栄えたこの町は、郊外にオパール掘りの穴があって、 「そこに落ちると死ぬよ!」という看板があちこちにあります。 穴掘り技術のおかげか、ここで泊まる宿はユニークで、 かつて暑さをしのぐ為に作られた地下の住居を利用したところです。 ウルル1 クーパーピディ1 宿のおばさんに「どこから来たの?」と聞かれて 「メルボルン」と答えると、「Ohクレイジー!」って2度言われました^^; 真夜中にあくびしながら出てきたおばさんに感謝して寝ました。

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