今度は上が吹けなくなる症状。
考えられる原因をひとつひとつ潰していきましょう。
前回、思いついた原因の対応にとりかかります。
「未確認のオイルシールの劣化」
Rallyのフライホイールは、P/PXやスモールと違って、フライ外し工具が使えません。
フライホイールのセンターにネジミゾがないのです。
構造も違い、分割式となっていて、羽根自身を6本のボルトを外して分離した後に、クランクに残るプレートを3つ又のギアプーラーで外すそうです。
手元にはギアプーラーがないので、コレは保留。
次に
「ガソリンタンクの異物によってガソリン流速低下」
これを考えて、Pのタンク(一応健全)と交換します。
Rallyのタンクは満タンに近いので、交換したPのタンクにガソリンを移します。
その際、ガソリンフィルターでもってろ過しました。
ガソリンを移す間に
「同じく異物によってメインジェットの詰まり」
これを考え、キャブレターを開けます。
フロート室への網にはゴミはなかったのですが、フロート室内に金属の粉のようなキラキラした粒子が・・・なんだろう・・・。
これを取り除いた後、メイン・スローのジェットを、掃除。
もう何度も洗っているのでとてもキレイなのですが・・・。
キャブボディは軽くクリーナーを吹いて装着。
ついでにRallyシートの縫い目がほつれていたのでPからシートも移します。
その結果・・・。
治りません。
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