高速走行

ETCをつけてからというもの、有料道路を使うことへの抵抗がだいぶ減ってしまった。首都圏ギリギリの範囲に住まう僕は、ちょっと早起きして、6時までに最寄のインターに入れば、100キロ圏内が半額になるからだ。
送信者 R5'86 Renault 5GTL "Francais"
早朝?の海老名SAにて一枚。 ところで、ヨーロッパの車は高速走行が安定しているというが果たして? 結果としては、なんてことはない。 むしろ怖いくらいフラフラする。 へたったサスのせいなのか、 軽い車体に横風がつよいせいなのか。 4速ギアで100キロ以上まで引っ張れば、ノイズは大きいし、 ドアの隙間からくる風は尋常ではない。 と、21世紀になって10年ちかくなろうという現代の感覚じゃ、ね。 昔、大学のセンパイが、最後のFRレイアウトのコロナGTに乗っていた。 この車も風の入り込みが凄く、音も凄かったけど、 80年代の車としてあれならば、72年登場のR5でコレはすごいのだろう。 なんて思っていたけれど、山間部でのゆるいカーブの連続で、R5はねっとりとしたすばらしい粘りの乗り心地を体験させてくれた。 それまで遥か前にあるように感じられた重心が、ロールとともに体の真横に移動してきて、そこから、踏ん張る。 踏ん張って、いらないノイズが消え、そして楽しい感覚がムクムクと沸いてくるような、コーナリング。 あー、これは年代がどうとか国柄がどうとかじゃなくて、楽しい! って一人で騒いでいたら、 後ろからメルセデスベンツに煽られたトヨタのウィッシュにパッシングされた。 ま、21世紀になって10年ちかくなろうという現代の道路じゃ、ね。

コメント(1)

コメントする

コメントを投稿する