メンテの基本は操作系から!いつも言うことがまちまちでスミマセン。
しかし操作系はちょっと見直すだけで、効果大!毎日、毎回、何度も操作する部分だけにちょっとの良さが大きな効果を生むわけですね。えへん。
というわけで重い腰を上げてシフトワイヤーを交換するためにベスパ所有者宅へ押しかけ、交換にチャレーンジ。まぁ、この時はササッと終わるとおもっていました。いつものように。
慣れた手つきでヘッドカウルを外し、セレクターのワイヤーエンドニップルを外し、ワイヤーをスルスルと抜く。
…イメージでしたがスルスル取れない。ガガガ…といった具合。4分の1ほど抜いてみれば、見事に錆びたワイヤーが。グリスなんて、油なんてスッカラのカピカピ状態。それが2本とも。呆れて脱力状態に。
しかし開けてしまったものは仕方ないので、作業続行。今回は20年選手とおもわれるアウターも交換するので、ガイドとなる針金を通す。それが、また、スルスルどころか、ズルズルどころか、進まない。アウターの中に2センチほど入るたびにつっかかる。
大の男3人で知恵と力と力と力を合わせて通す。やっと通った針金に新しいアウターを接続して、車体から抜く。文章で書けば簡単だけど、なんていうか、親不知の手術みたいだ。
ワイヤを力任せに引くと車体が浮きますから。P釣りだねこりゃ。
そんなこんなでアウター2本を交換した頃はヘトヘトに。リアブレーキを換えたかったけどタイムアップ。住宅地での作業は神経つかいますから。
でも、組み付けながらチェックしたシフトの感触は…すごい!たとえるなら今まで100枚の紙にパンチ穴あけていたのが、いまでは3枚ほど。といった感じ。
P釣れるほどのワイヤーを操作していたんだから左手も太くなるわなぁ。
嬉しくなると、余計に作業したくなるもの。信号待ちで失火気味に止まってしまう症状を探るためにポイント調整。ちょっと広げて(もらって)試走開始!
いやね試走のつもりがちょいツーになってしまうほどの快適さ!
いつものコーナーが箱根のコーナーに見えるほど楽しい。低速のモタツキがなくなって、快適~。オイルをペンゾイルにしたせいか、風のせいか、最高速がちょっと鈍いけどそんな事は関係ない。それよりも道に潜む警察官が気になる。というくらい速いのだ。
ベスパツーリングじゃ負けないね!(趣旨間違えてる)
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