新しいスニーカー

今週末も天気は良かったけど、お出かけモードにはなれず。何故なら箱根越えの時に滑っていたリアタイヤを交換しなくてはならないから~。 国産スクーターと違い、べスパの多くはスペアタイヤ装備している。四輪でも日本車の多くが緊急用でオレンジ色のプアーなタイヤを装備しているのに対してヨーロッパの車は5個目の標準タイヤを装備している。ヨーロッパではパンク後の移動距離が長いからかな?アメリカはどうなのだろう。 タイヤ交換の準備は万全だった。スペアタイヤの山は新品のようで、職場クルマのジャッキも用意して、交換手順もインターネット調べた。べスパはリアの過重が大きく、普段はセンタースタンドとリアタイヤで立っているのでフロントに比べてリアは交換が難しいらしい。でもPはビンテージシリーズと違ってマフラーの着脱が不要なのだ。一人で楽勝。 ところが実際に見ると、ジャッキポイントがわからない。フロア直下はバランスが悪そうだし高く上がらない。結局ミッションケースの下に決めた。ところが、上がるにつれて車体は斜めになるのでジャッキとエンジンの接点がホントに点になってしまった。…そして外れるのである。そしてPはビンテージシリーズと違って100kg以上も重さがある。 ジャッキ外れる→車体支える→ジャッキ入れなおす→ジャッキ上げる→ を4回繰り返して、地面と車体の間に挟まったジャッキでエンジンにいくつかのキズがついたあと、キックアームの付け根にジャッキポイントを変えたら外れなくなった。でも今度はタイヤが外れない。車体と地面の間が足りないのだけどこれ以上は上げられない。しかたなくリアの樹脂パーツ(名称不明)を外して後ろからタイヤを抜いた。取り付けはカンタンでタイヤをはめて、ジャッキを降ろして増し締めして終了。一人で楽勝じゃなかった。イタリア人は一人でできるのかな? マフラーエンドがタイヤの左前にあるから排気でドラムケースは真っ黒だった。キャブクリーナーを吹いたら銀色に戻ったけどいつもタイヤに排気がかかっているんだよね。 リアの樹脂パーツを取る時に右サイドパネルを外してみたらカバー内の錆と汚れがヒドい。きれいにしたいけどPはビンテージシリーズと違ってサイドカバーにウィンカーがついている。サイドカバーを外したら後続車に手信号しかないのだ。 とりあえず、UP GARAGEでウェッジ球買って来てタンデムステップ(?)の両端付けた。鉄のベスパはボディからアースがとれるからプラス端子を見付けた後は簡単。処分したコンポのアンテナ線で配線。不恰好だけど意外に良いウィンカーの出来上がり。ちょっといいかも。

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